防音ガラス
静かで快適な空間設計
ガラスは音に弱い、という常識をくつがえすガラスがあります。
防音ガラスは2枚以上のガラスで特殊中間膜を挟みこんだ合わせガラスです。騒音によって起こる振動を熱に置き換え、音の波を消滅させる原理を用いたものです。これにより、音域全体を高度な遮音性能でカバーします。さらに、サッシとの併用により、一重窓でも優れた防音性能を発揮します。
車や工事など外部からの騒音を防ぎ、静かな生活空間を実現します。
さらに、室内の音が外に漏れることもありません。楽器演奏やお子様の声など周囲に気を配る必要はありません。
代表的な防音ガラス
- スペーシア静(合わせ真空ガラス)
- ラミシャット
結露対策
窓そのものの断熱性能を向上させると、窓ガラスで気温差が発⽣せず、結露の発⽣を⼤幅に軽減させます。
結露の仕組み
冬の窓ガラスを触ると冷たくなっています。それと反対に、窓ガラス付近の空気は暖かくなっています。この冷と暖に原因があるのです。
空気には水蒸気が含まれています。空気は暖かければ暖かいほど水蒸気をたくさん含むことができ、逆に冷たければ水蒸気を含むことのできる量は少なくなります。では、暖かい空気が冷やされたら、空気中の水蒸気はどうなるのでしょう?
暖かい空気が冷たい空気になるということは、含むことのできる水蒸気の量が少なくなるので、あまった水蒸気は空気中に入りきれなくなります。入りきれなくなった水蒸気は押し出されて水滴となります。この水滴が「結露」と呼ばれているものなのです。
冬の窓を例に考えますと、窓ガラスは外気によってとても冷やされています。逆に室内は暖房などで暖められています。室内の暖かい空気が冷えた窓ガラスにぶつかると冷やされ、空気中の水蒸気が水滴となって窓ガラスに付着するのです。
こういった理由で、冬の窓は結露しやすいのですね。
ガラスで解決
断熱性能を向上させたガラスは、一枚ガラスに比べて室内の暖かさを逃がしにくく、外の冷たさも伝わりにくいのでガラス面が冷えにくく結露の軽減に効果的です。
断熱性能を向上させたガラスには次の2種類があります。
複層ガラス:2枚ガラスの間に空気層を挟んだガラス。
真空ガラス:2枚のガラスの間に真空層を挟み、真空の断熱性能を利用したガラス。
高機能なガラスを使用して快適な空間づくりを目指しましょう!
防犯ガラス
住宅への侵入・窃盗犯罪が増加する一方の現代社会において、十分なセキュリティ対策は今や必須となっています。
侵入手口として一番多い「ガラス破り」へ対策することによって、侵入までの時間を稼ぐことができ、犯行をあきらめさせることが期待できます。
代表的な防犯ガラス
空間の快適化には用途、希望に沿ったガラス選びが大事となります。
お気軽にトーコーガラスへご相談ください。